家系調査や先祖調査の豆知識

家系調査や先祖調査をする場合や、家系図を見る際に、便利な豆知識です。

戦前の家族制度や戸籍には、すたれつつある慣習や、現在では使用されない用語などがあります。

昔の家系や先祖、戸籍に関するコラムをまとめました。


 

 養子

 女性名の変遷





ネット検索による家系調査・先祖調査

家系や先祖・親戚に関する調査をして、情報を簡単に得る方法があります。

まず、あなたの先祖や親戚の氏名を検索エンジンに入力して、ネット検索をしてみて下さい。

さらに、氏名に加えて、思いつく複数のワードを組み合わせて入力すると、より詳しい情報が得られる可能性もあります。

何かの分野で業績をあげた方がいる場合は、特に、おすすめです。

 

先祖や親戚が暮らしていた住所・地名がわかる場合は、住所・地名で検索してみましょう。

グーグル・マップなどで、最近の様子を見ることができるので、ちょっとした旅行気分が味わえます。

また、先祖とゆかりの深い場所・施設があれば、場所・施設名で検索して下さい。

著名人と関係があった場合には、著名人の氏名で検索して下さい。関連サイトが作成されていて、思わぬ発見ができるケースもあります。


 






家系図作成サービスの片山行政書士事務所(C)


苗字・名字辞典で、家系を調査する。

家系調査をする際に、苗字・名字に関する辞典や本を利用する方法があります。

ある程度の規模の図書館であれば、苗字・名字についての辞典が所蔵されています。

同じ苗字・名字でも、地域によって、出自は異なります。

先祖のルーツの場所や家紋をあらかじめ調べておけば、辞典を読む際に、より詳しいことがわかる可能性があります。

市町村史で、家系を調査する。

より詳しい家系調査をおこなう場合には、各自治体で発行している「 市町村史 」が参考になります。

先祖代々の居住場所がわかれば、該当する「 市町村史 」を丹念に読めば、有益な情報を得ることができる可能性があります。

書籍の内容において、重要な部分は近代編です。

明治の頃の先祖の氏名をあらかじめ調べて、メモをしておきます。

先祖の氏名を探しながら、丹念に読み進んで下さい。

近代史編を読み終えたら、近世編へと範囲を広めてみて下さい。

通常は書籍の分量が多いので、古い時代から読んでいくと、途中で挫折してしまいます。まず、近代編から読み始めることをおすすめします。

関連したページをコピーして、ファイルしておくとよいと思います。


なお、該当地域が遠隔である場合には、図書館のネットワークを利用すると、書籍を取り寄せることができる場合があります。

近くの図書館の職員にお尋ね下さい。



養子


かつての日本では、家は、財産、家業、先祖祭祀、墓、家名、家紋を含む社会的な存在でした。

養子の目的は、家を代々継承してゆくことでした。

養子を選定する際には、同じ苗字の父方の親戚や血縁者が優先されましたが、母方や妻方の親戚などが選ばれたケースも少なくありません。


特徴的なものは、婿養子です。

婿は婚姻とともに、戸主と養子縁組をして、妻の家を引き継ぎました。

たとえ息子がいても、幼少であったり、戸主として不適格者である場合には、婿養子をむかえることがありました。

また、いったん他家から養女をもらい、その養女に婿をむかえるケースもありました。

その他にも、弟を養子にする順養子や、夫婦で他家の養子となる夫婦養子などもおこなわれました。

家を絶やさないために、多様な養子の形態が存在したのです。





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女性名の変遷


 

江戸時代から明治にかけては、庶民の女性名の多くは、2文字のかなでした。

古い戸籍には、変体仮名で表記されていることが多いです。


しかし、その後、大きな変化が起こります。

明治の後半から大正の頃より、漢字名の〇子型が増加して、昭和にかけて、女性名の主流となりました。

古くから身分の高い女性には、〇子型の名前が付けられたのですが、それが庶民にも普及したと考えられています。


昭和60年代頃から再び傾向が変わり、〇子型が減少してゆきます。

平成になると、個性重視の風潮や、育児雑誌の影響もあり、いわゆるキラキラネームや万葉仮名の名前が付けられるようになりました、

また、外国風の発音に漢字をあてたものもあり、読み方のわかりにくい名前が増えています。




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屋号を調べておきましょう。

苗字以外の呼称として、かつては、屋号が広く用いられていました。

屋号とは、家や屋敷に付けられた呼称です。

同族が多く住み、同じ苗字の家が多い集落においては、互いの家を屋号で呼び分けていました。

そのため、屋号の多くは、集落内で区別のできる特徴にもとづいて付けられました。

例えば、位置・方角、地形、本家分家関係、家印、職業、村での役割、先祖の名前などによるものがありました。

また、明治時代には、屋号をそのまま苗字として登録したケースもあります。

しかし、現在では、屋号で呼ばれることはあまりなくなりました。

 

 

 

 

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家印を調べておきましょう。

 


家印


家印とは、家や家族ごとの所有を他人に示すための占有標の一つです。

かつては、家財、農具、船などに、家印の墨書や刻印をすることがおこなわれました。

家印は、〇、Λ、¬などに文字を付けた紋様が多く、家族や親戚や同族で同じ系統の印を用いました。

そのため、家印は、家族や親戚や同族としての意識を保つ機能があったと考えられています。

また、家印が家紋や屋号となったケースや、苗字や地名を入れて、現在でも商標として使用されているケースもあります。

所有を示すことを目的として、家印以外にも、木材に対する木印や、家畜に対する耳印などが使用されることがありました。


 

 

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